今年1月に見学した北海道江別市リフォームゼロエネ住宅は既にブログで報告しましたが、
昨年夏に、それとは真反対、鹿児島から約20km北東の姶良(あいら)市に建築中の住宅を
見学させてもらいに出かけました。
この家の特徴はエネルギーの自給自足を試みていて、外殻(室内の断熱性を確保するため
断熱材で囲っている部分)の断熱性能を上げるのはもとより、太陽光発電、風力発電、バイオ
マスボイラー、蓄電等の設備を設置する予定でいるとか。
東日本大震災のあと停電になって一番困ったのは、メインのエネルギー源である電気の供給
が完全に断たれ照明も暖房もできなかったことでした。
そうした教訓を受け万一の状況にも対応できる住宅づくりをめざしたのだそうです。

温暖化防止のためのCO2削減を目指した住宅づくりもいろいろあって、ハウスメーカーが宣伝
するゼロ・エネ住宅の中には、外殻の断熱性能はそこそこで、太陽光発電、水力、風力発電
などの設備を大量に入れて、どうにかこうにかゼロエネルギーを実現できるという住宅も結構
あるようですが、鹿児島姶良市のこの住宅は万一のために九電からの電力供給は受けれる
ようにしているものの、自力で全てのエネルギーを賄おうとする試みは、非常に新鮮でした。
電力会社の人が聞いたら多分眉間にしわがよるんじゃないかと思える試みですが、住まい手
によって好きなエネルギーを選択できるような時代がすぐ近くまできているように感じました。
まだまだ風力発電の費用対効果(1kwが約100万)は薄いようで、蓄電池も能力と耐久性は
十分とはいえないようです。
ただ、小水力発電は家の近くに小川とか水路があって、1m程度の落差と1L/秒程度の水量
があれば3kw程度の発電ができるそうで、設備費(設置費別)も50万円くらいと手頃なので
ちょっと魅力があるかなと思いました。
もっとも、省エネを考えるにあたり、これまで建物の断熱性や設備の高効率性ばかりが求め
られてきましたが、日本でも自立循環型住宅の設計ガイドラインが示されたり、最近になって
ドイツなどヨーロッパなどでは当たり前になってきているパッシブなエネルギーの取り入れに
力が入れられるようになってきました。
研究者や設計者でのそうした考え方への取り組みは少しずつでも進んできていて、私どもも
遅ればせながらそうした考え方を取り入れた住宅づくりを進めているところですが、その考え
に見合う省エネを実現するためには、そこに実際に住まう住まい手が実践することが不可欠
なんですが、そうした啓蒙活動はまだ進んでいないように思います。
学べば学ぶほど、制度の問題、設計、施工者の資質、住まい手の意識など問題がたくさん
見えてきます。
量より質を求める宣言をした日本の住宅が、今後どのように変わり進歩していくのかぜひ
見届けたいものです。
私たちの住宅業界はこれからしばらくは厳しいいばらの道を進むことになりますが、あらたな
取り組みに果敢にチャレンジしていくことをやりがいとして努力し続けていきたいと思います。
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鹿児島で見学した省エネ住宅のこと
2012
モデル分譲見学会 ご来場ありがとうございました
2011
2月19~20日の2日間“モデルをお譲りします”ということで
分譲見学会を開催させて頂きました。
久々天気にも恵まれたこともありますが、昨年5月に完成して
以来、既に5回も見学会イベントをしてきたにもかかわらず
新しい方を含め多くの方にご来場頂きありがとうございました。
もう少しモデルとして使わせて頂きたい気持ちはあったのですが、
景気も厳しい状況の中で安い買い物ではないですから、早めに
お譲りするようお伝えしてじっくりと検討頂ければいいか・・・と
思っていました。
前回、土地分譲の新春イベントで初めてご案内して、単独の分譲
見学会としては今回始めてのチラシでしたが、早々に興味を持って
検討頂けるお客様にお見え頂き驚くやら嬉しいやら。まだ決まった
わけじゃありませんが、十分ご納得の上で購入頂けるのであれば、
精一杯出来ることはさせて頂く所存です。
でも、モデルを譲るということが具体的になるかもしれないと思うと
その計画に際して特別の思い入れが強かっただけに、なんだか一抹の
寂しさが込み上げてきてなんだか不思議な気持ちです。大事なわが子
を嫁がせる気分・・・というのはちとオーバーかもしれませんが・・・(笑)
今回見学会をさせて頂き、家造りを検討されている方がまだまだ
たくさんいらっしゃることを改めて実感しました。
ただ皆さん、こんな時代に建てるからには、妥協しないでこだわりを
もった納得できる家造りをしたいと思う気持ちが以前に比べて数段高い
ように感じます。
もしこのモデルが、ご縁あってお譲りできたなら、次のモデルは今より
レベルアップして、またまた数段にイメージチェンジをしたものにすべく
頑張ります!
にわかに力が湧いてきました。。ご期待のほど^^
1/23新春イベントへのご来場ありがとうございました。
2011
今日、1/23(日)1日限りのオークハイツ新春ハッピーフェスタを開催しました。
まだ、来場の方がどのくらいあったかは集計が手許に届いていないので、
詳細はわかりませんが、雪の残る寒い中にもかかわらず多くの方にご来場
頂きありがとうございました。
それにしても、高気密高断熱のモデルは暖かく見学される方をお迎えするため
ほぼ1日モデルの中にいましたが、家の中のどこにいても寒くなく快適にご案内
できました。
それに比べて我が家は、木製建具の間からすきま風が入ってきて部屋の空気は
いつも新鮮!換気扇いらず!(負け惜しみ~)
今も、足元からしんしんと冷えてきて、外が凍り付くのがわかるようなそんな寒さ
ですが、モデルはまるで天国のよう。。
暖かさも、頭の付近がもわもわとして足元がちょっと寒いような不快な感じは全く
なく、家中温度差の少ないことがわかります。
交通事故で亡くなる人は、年々減ってきていて平成21年5,000人を割りましたが、
家の中で温度差によるヒートショックで亡くなる人はその3倍の約14,000人に上り
ます。
交通事故死は騒がれますが、家の中のヒートショックでの死亡事故はほとんど
騒がれません。この温度差の解消がこれからは重要になってくるのではないかと
思います。
まだまだこれからの日本の住宅の性能や品質の向上について、我々がまず真摯
に考えていかなければいけないんじゃないかと思うモデルで過ごしたイベントの1日
でした。