2018.10.18
漆喰を塗る
漆喰を塗ってもらっています。
天井も壁も漆喰。
先週迄は、大工棟梁に、アールの丸い壁の
造作を駆使してもらいました。左官さんも
大変な量の面積を塗ってもらっています。
塗りつけては、コテで撫でる
右の壁は、塗りつけたまま
左の壁は、仕上げた壁
日本の左官職人さんは、いかに綺麗に
コテ押えから、コテ磨きで仕上げていく。
もちろん、コテ磨きが専門の左官さんです。
外国の漆喰壁は、モコモコした質感を
楽しむような独特の雰囲気。そんな仕上がりを
頭でイメージしながら
天井も、壁も漆喰塗り仕上げ。
よくイタリア漆喰を塗りますが
骨材が大きく、ザラっとした質感になります。
この漆喰は、スサの多い日本製です。
良く勘違いされがちですが
漆喰に、あまり調湿性を
期待しないでくださいね。
強アルカリ質なのですが、水分の多い
ところではカビが発生します。
必ず角などは、ヒビ割れます。
自然の素材は、経年変化や劣化したりします。
ただ単に、好きなだけでは
おススメしません。
素材の特性のご理解が大事だと思っています。
漆喰は、乾くとツヤは消えてマットな質感に
ニッチのサイズを
決めるのには
コツがあり
私は、すごく大事なバランスと思っています。
この塗り方で仕上げていくのが、すごく難しいです。
ただ撫でるだけではこうはならない。
新築なのに、懐かしい
こんな家づくりは、得意です。
来月には、いよいよ
オープンハウスします。
安芸高田市吉田町