2023.8.04
スタッフ
社長とは
社長である私のプロフィールです。
小谷 幸裕 48歳
1975年三次市生まれ、日彰館高校バスケットボール部
一つ上の先輩、日本の有名建築家 谷尻誠さんらと
ともに汗を流した高校生活でした。
有名になった今でも変わらず付き合ってもらえる自慢の先輩です。
普通科だったので、先輩が先に進んだ建築への進路でも影響を受けました。
建築の専門学校へ進学し広島市のゼネコンへ就職しマンションなどの現場監督を経験し
二級建築士・二級建築施工管理技士を取得。庄原市のゼネコンへ移籍し公共事業・病院・介護施設・サービスエリア
国営公園内の施設などの現場監督・現場代理人として
現場の施工管理技士として経験を積み・一級建築施工管理技士を取得。
<大きく狂うシナリオどん底に>
公共事業は減少していく中、住宅の木造建築の施工管理へ移籍し
本格的に木造住宅に携わり6年。
元々下請け業をやっていた工務店でしたが、元請け業に転換している最中
給与が遅れはじめ、もらえなくなる事態になり、退職。
そののち、その工務店は倒産。
このころの私は、転々とし、不眠や体調も悪くなったり
何を一生懸命やってもうまくいかないことに苛立っていました。
県北でも手広くしていたゼネコンへ工務の経験を活かし営業で移籍するも
入社後3年半の2012年突如として自己破産され会社が無くなりました。
当時営業していた私は、新築工事の契約数日前でワクワクしていましたが
会社が無くなり一気にどん底に・・・。
今度はなんで?呆然として家路に。新聞にも大きく掲載されたこの事実を
家族や、お客様に散々な気持ちでしたが伝えました。
何を優先してよいのか?判断できないまま
ただ、お世話になっていたお客様に謝りに行きました。
情けない感覚と、思いがけないことが続き、家族にも迷惑をかけっぱなし。
すぐに声をかけてもらえた工務店でコーディネーターとして
住宅設計とデザインをしていましたが、私がデザインしたものが
現場で形になっていかないことに違和感を感じ
デザインした人間が施工すれば形にできると考え、工務として移籍を決意。
<ひとの縁>
エムズホーム マスダランドビル株式会社へ工務として移籍しました。
エムズホームは高気密高断熱で居心地の良い温度差の少ない家づくりを目指していたところに共感しました。
いい家をつくるためには、設計も
ですが、つくりての職人さんも大切です。移籍後、棟梁はじめ、各職人さんたちが集まってくださったおかげで
さらに高みを目指しながら、みんなで学び、現場の施工精度を追求してきました。
工務の従業員で、施工に関しては特にわがままな私でしたが、現会長よりお話を頂き
2019年に代表取締役社長就任。
会社としても初めて血縁関係のない代表として選出頂きました。
<過去は変えられないが、未来はいくらでも変えられる>
やりたいようにわがままに、やってきた過去は変えられない。
「〇〇しておけばよかった。しなければよかった。
来なければよかった」。こんな言っても仕方のない事を言う人がいますが
この言葉が一番嫌いで、これをいう人も嫌いです。
「過去は失敗経験。過ぎればすべて笑い話」とよく、子どもらにも
スタッフにも話します。
たくさん失敗経験をしてきた私ですが、会ったことのないすごい人たちに
会えるチャンスをもらえたり、また、人と人とつないでもらったり
結局チャンスと人に恵まれている人間だと感じています。
<いくら失敗しても、チャンスはある。>
2022年には、20年来の縁があった藤本氏が当社の設計士として
新たに仲間に加わってくれました。
こちらもチャンスでした。おかげさまで、現場を離れ
初めてする経営・社長業にチャレンジしています。
これからもどんどん新しいことにチャレンジしていき
様々な展開をしていきたいと思っています。
<思考を変えて行動を変える>
釣り(エギング)が趣味(ガチ)なんです。(釣りは、せっかち向きと言われている)
せっかちな性格なので、なんでも早く取り掛かりたい
早く取り掛かれば、早く失敗を経験もするし修正もできる。
「いつか、したい。できれば・・・。」いつかは結局実現出来ないと思っています。
行動する前から『どうかな』ってリスクばかり考えるのは、考えているだけで
結局行動していないことと一緒で、行動しないと結果は変わらない。
釣りに行ったけど釣れなかった。と、思考しているだけで
結局、動かない人とは全く違うのです。
ある人から「先に、帽子を投げろ」という言葉を教えてもらって
できるだけ自分から先に行動を起こしています。
この意味は、自分のお気に入りの帽子が風で飛ばされると、自然に取りに
行きますよね?先に予約や予定を、どんどん入れていけば
少し面倒でも、自分が行動するようになっていくということです。
自分に予定を入れさせ、考えさせ、行動させる感覚です。
結局やるもやらないのも、自分次第なので。
<思考を変え、行動変革中>
今後も気候変動により過酷な気候になる。40度近い夏・氷点下になる冬
外気温に影響を受けにくいように、家の性能を上げていく必要があり
高騰する電気代も視野に入れて考えることが必須となっています。
広島県の県北の気候は全国でも過酷。
これらの気候に対応し、居心地の良い室内の住環境を実現したいです。
<目的>私たちは何のために?
家の見た目のデザインはもちろんです。
私たちは
「住み心地も追求し、住まい手の満足度を向上」
「温度差が少なく、身体に優しく穏やかで健康に過ごせる暮らしの実現すること」
そう思い続けて行動して必ず形にします。三次は冬寒く、夏暑い。
私の夢。目指すのは、「無冷房・無暖房」で暮らせる家がつくりたい。
これって理想ですよね。こんな夢のような家ができたらと思っています。
一歩として、現在、床暖房なしでも冷たく感じにくい床断熱工法を
断熱リノベーションの現場でチャレンジしています。
<当社のスタッフは、お客様で施主でもあるのです。>
働き始めてから、仕事を学び、自宅を建てたい夢を当社で叶えてくれました。
当社のつくる家のファンであることに感謝をしています。
1.ZEH(電気代ゼロ)高性能住宅に住むスタッフは、お子さんも風邪をひきにくくなり
休まず出勤してくれています。住み始めて5年目経過し、気密測定を実施しましたが
気密の劣化も、ほぼない事を実証し、確かな施工であった事を実感してくれています。
2.2023.7月には、初挑戦 HEAT20 G2性能
ZEH+全館空調の家が完成し、スタッフが暮らしています。
夏はずっと小屋裏エアコン1台をつけっぱなしで暮らしていました。
電気代は1万円 売電換算で実質ゼロ こちらもZEHです。
冷え性であったのですが、エアコンの風を感じない空調に
満足してくれています。住む本人の快適を探すため
日々、温湿度を計測しデータを収集しています。
これから冬モードで床下エアコンを稼働させ、実測する予定です。
2023.11月
当社でもはじめての超高性能×コンパクト設計×全館空調の家を公開予定です。これまで
体感したことのない空気感を皆さんと共有したいです。
<日ごろからお世話になっている方々へ>
本当に有難う御座います。人に助けられ、人の縁に支えられ、今があります。
情けないくらいに失敗を経験してきた私ですが、今、このポジションで
このスタッフたちと一緒に仕事が出来ていることは、「奇跡」で
強運を持っていると言えます。
入社後10年間上棟日を、雨で変更したことは、ほぼありません。
晴れの天気にも恵まれています。(笑)
これからも、人に喜ばれることを、皆で考え
私たちとお客様と一緒に建てた家で、安心して長く暮らし
満足して喜んでもらうことを継続し
経営理念
「愛着の持てる住まいづくり」を追求し実現していきます。
エムズホーム
代表取締役社長
小谷 幸裕