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2023.10.20

現場

三次市で新築中 エムズホームの現場は熱い

おはようございます。三次市で新築工事中

エムズホームの小谷です。

今月はハウスオブザイヤー2023への応募月間!

これまで6年応募し連続受賞となりましたが

7年連続を掛け、今回は設計の藤本へお願いしました💦

頑張って💦

三次市工務店

先日SNSで「めちゃ おしゃれな家ですね!」

フォローしてます~。と、うれしい声を頂きました。本当に有難いお言葉でした。

見た目のデザインも、見た目からのギャップを

感じるくらい温度差がなく、足元から本当に

温かい体感・寒い日でも

目が覚めず爆睡してもらいたいと思っています。

今日は普段エムズホームの知られていない

家づくりの中身のお話をしてみようと思います。

 

 

<今回は、私たちがこだわって採用している断熱材について

なぜ?エムズホームは、一番施工が難しいとされている断熱材

グラスウールをこだわって使用しているのか。

まず、家の断熱材はいろいろな種類があるのをご存じですか?

 

<吹付系のウレタン断熱

ポリウレタン樹脂に発泡剤を加えた物。
ボード状の素材の他、施工箇所に直接吹き付ける工法もあります。
気泡に含まれる小さなガスが熱の伝導を抑えるため、優れた断熱性を発揮します。

デメリットは高価なことと、万が一燃えた場合に有毒ガスが発生する

可能性があることです。県北での採用率が高いです。

 

<セルロースファイバー

新聞紙や段ボール、おがくずなどの天然木質系原料を綿状にした物。

ホウ酸や硫酸アンモニウムを加え
難燃性や防虫効果
を高めています。デメリットは高価なこと。

吹き付けていく充填工法で施工するため、隙間を作らず、高い気密性を確保できます。
素材自体が本来持つ吸放湿性が、内部結露の発生を抑制。
環境に優しく、防音や吸音にも効果があります。

 

<フェノールフォーム断熱材 エムズホームでは屋根断熱・付加断熱で採用

フェノール樹脂に、発泡剤や硬化剤を加えた物。断熱性は抜群、価格は少し高め
熱を帯びると硬化する特徴があるため、非常に燃えにくく、有毒ガスが発生する心配はほとんどありません。

三次市工務店

<壁はグラスウール エムズホーム標準採用

鉱物(ガラス)を細い繊維状に加工した物。価格も超安価なため広く普及していますが

隙間なく充填(詰めていく)施工が難しいとされています。

つぶしてしまうと、つぶれた厚みの能力しか発揮しません。

原料が鉱物なので燃えにくく、吸音性が高いことから防音に利用されることも。
繊維の密度が高まって厚みが増すほど、断熱性もアップします。

エムズホームでは壁・(天井)で採用

工務店の正しい知識・施工技術、大工さんの高い技能が必要とされる。

湿気に弱いというデメリットがあるため、防湿・結露対策のできる

技術も併せ持つ必要性があります。県北の新築では、あまり採用されていない傾向。

三次市工務店

<なぜ?エムズホームはグラスウールを採用しているのか?

理由は、一番施工が難しく、コスパが最高だからです。

きちんと施工出来れば、これほどコスパの高い優秀な断熱材はありません。

さらに、手仕事で、自分たちの設計・施工力・現場の職人さんたちの力で

「現場で、手でつくる断熱性能だからです。」

そのほかの断熱材は、業者さんが吹き付けたり、工場でつくられた性能で

コスパは悪く、ホンモノの現場の手仕事とは言えません。

言い方を変えれば、誰でもつくれると言えるのではないでしょうか?

三次市工務店

私たちは「すぐに、誰でもできるものではない」ところに非常に価値を感じています。

施工が難しいから採用しないという考え方もあると思いますが

これだけの断熱能力・コスパ・防火性を兼ね揃えた材料を、技術・技能がないために

扱えないのは、もったいない。

失敗を重ね、修繕、積み上げた経験で

今では、誰でもは出来ない。

当社しかない強みだと

思っています。

 

<実際にやると、確かに難しい

これまで、断熱施工の際に、気密測定士の方に指導いただき

大工棟梁には、断熱マイスター資格取得

電気業者さんには、断熱施工技能講習会の受講

現場の皆と、断熱材が入れにくい箇所、気密がとりにくい部分など

意見を交わし、断熱材がつぶれていないか?ふんわりしているか?

改善改善で、積み重ねてきました。今では

県外からも工務店さんが習いに来てくれるようにもなりました。

時には、気密測定をして思っていたほど数値が上がらなかったときは

ショック・・・。愕然・皆悔しい顔・・。なんで?「うそ~~」と

原因を探して改善し、全棟気密測定の実施を続け

今では、平均的な気密性能もC値0.5㎠/㎡以下を目指しています。

こんな、誰にも負けない熱量を持った

エムズホームの熱い職人さんたちに感謝です。

三次市工務店

<そもそも断熱性が低いとどうなる

断熱性が低い住宅は、暖房により暖められている部屋以外は外気の冷たい気温の影響を受けやすく
部屋と部屋との温度に大きな差が生じます。温度差が大きくなり、血圧や脈拍が急激に変化することで起こる
可能性が多いのが、ヒートショックです。全体の2割は若年層も亡くなっています。
また、部屋同士の気温差は結露を生じさせ、その結果ダニやカビが発生してシックハウス症候群を

引き起こす場合もあります。

カビによっては、アルツハイマー病の原因になる黒カビも発生すると言われています。

 

<気密性が低いどうなる?

冬は暖房をつけても、温かい空気が屋根から外に漏れ、漏れた分冷たい空気が家に流れ込み
足元が冷え不快感はさらに増していきます。夏は蒸し暑い外気が入り、エアコンフル稼働・・・。
高額な電気代がかかります。今年の冬の電気代も

考えるだけでも「ゾッとします」

全館空調

最後に

エムズホームはインスタグラムの写真だけでは伝えきれない

実は、熱い地元工務店です。

寒い冬がまもなくやってきますが

体調崩されないよう気を付けてください。

 

エムズホーム 小谷

 

 

 

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