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2024.1.11

現場

断熱リノベーションについて

目先の価格のみで、家づくりを判断して

もらいたくはないと思っている小谷です

 

家にいて不快な時っていつでしょうか

冬であれば、寒い寝室・WC

朝は寒くて布団から出たくない

しぶしぶ・我慢などのストレスの多い季節の時ではないでしょうか

今日は、部屋が温まりにくいイメージをお伝えできればと

思います。

三次市 新築

LIXILさん資料引用

昨年、100年を超える旧家の

リノベーションをさせて頂きました

お客様から、少しでも温かくなれば

温かく安心して暮らしたい。

そこで私たちは

床が冷たく、ジンジンするくらい冷たい床の体感を解消し、期待値以上の体感をしてもらおうと

計画スタート

当社の設計士の藤本が断熱する箇所を区画しながら

断熱でぐるっと一周囲むよう断熱区画を提案

また、昨年、床が冷たく感じない他社の現場を学びに行った経験を活かし

少しでも床が冷たく感じないように二重床断熱工法を採用し

断熱性が確保を実践することにしました

断熱リノベーション

解体するとこのように床下は土です。

防湿もされていませんので

湿気も上がってきます。

こたつをしていても、熱を床下にとられ続けるイメージとなり

保温性は少ないですね。

断熱リノベーション

 

解体は完了し、防湿シートを床下の土の上に敷いていきます。

断熱リノベーション

その後コンクリート土間を打ちました。ここから床組を組みます。

床下の骨組みは、シロアリを寄せ付けにくい桧(ひのき)を使っています。

断熱リノベーション

床の骨組の間に断熱材を入れて

断熱材と木材との間には気密テープを貼って隙間風を予防します

断熱リノベーション

この断熱が一層目の断熱材

 

 

 

二層目に床組の根太と呼ばれる

床を支える骨組を上部へ組んでその

根太の間にも断熱材を入れ二重床断熱としました。

断熱リノベーション

 

熱橋(床下と室内へ熱を伝えてしまう木材の面積を)を限りなく少なくする発想。

断熱リノベーション

 

ようやく床合板を貼り

この上からフローリングを貼っていく工程になります。

手間をかけた分床下は冷たく感じない体感をしてもらえるように解消できました。

お客様からも床が冷たくなくなり、エアコン1台で広いリビングの

室温が初めて20度をキープされていて、よその家みたい!と

うれしいlineが来ました。

 

年末には、これまでで一番温かい正月を

迎えて頂けました。

 

寒い冬でも家の中は温かく過ごして

もらいたいです

断熱リノベーションは昨年から本格的に

スタートしましたので

興味があれば

ご相談や家づくり勉強会へのご参加ください

小谷

 

<エムズホームとは>
エムズホーム(マスダランドビル株式会社)創業58年目を迎える工務店

広島県北部を中心に、家での暮らしのコトを考え、室内の心地よさを追求

断熱性・気密性を高めることで、健康面・快適性・省エネ性を確保し

「自分たちらしい豊かな暮らし方」を提供したい。

三次市で初となる断熱等級7 HEAT20 G3の性能を実現し

独自で空調設計を学び

2023.7月に全館空調×G2の平屋の家を発表

2023.12月 東酒屋町にて全館空調×コンパクトG3の平屋設計の家を公開中

 

庭・外観・内観・家具・照明に至るまでデザイン性にも

こだわり設計から施工まで一貫した注文住宅を提供する工務店です。

「愛着の持てる住まいづくり」の理念のもと、“想い”と“技術力”を結集させ

地元の家づくり事業を展開しています。

断熱性・省エネ性を全国で評価するハウスオブザイヤーインエナジーで

「優秀賞」6年連続の実績

「2023.12月~東酒屋町モデルハウス」と「1/27~向江田町モデルハウス」の

2つのモデルハウスを公開しています。

 

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