2024.1.12
現場
断熱リノベーションの中身について
寒い冬でも家の中は温かく過ごして
もらいたい小谷です。
ヒートショックは20%は20~40代の方が
被害にあわれていることを知ってください。
昨日に引き続き
築100年を超える旧家の
断熱リノベーションの壁・天井の断熱補強について
壁>土壁の内側に新たに壁下地をつくり
その下地の間にボード系の断熱材を入れました
床下からの気流が壁下地内へ入って来ないように床と壁のすき間にも断熱材を詰めました
板状の断熱材を入れた部分のコンセント・スイッチですが
気密ボックスを使用し防ぎきれない気流が室内へ漏れる事を最大限予防します。
また断熱材が欠損した部分には裏にウレタンなどを吹付ておきます
ポイント>旧家などで天井に断熱する場合、屋根を支える垂木の隙間が重要な部分
虫や小動物の入りそうな部分は
ステンレスの網を貼り、空気は入るが、虫などは侵入させないようにすることが重要です。やっていないと断熱材の中に小動物が入り込みます。
ここもすごく手間がかかる部分ですが、手間をかけてもらっています
気を付けてここまでやっていたとしても、絶対とは言えず
防ぎきれないこともあるほどで、実は、断熱よりもこれが大変な作業なのです。
天井は、グラスウールを二重に充填断熱しています。
袋入りのグラスウールを重ねる場合は室内の水蒸気が天井内へ
侵入させないように気密防水シートを貼り気密を取ります
この上から石膏ボードを貼って
クロス仕上げとなります。
広いリビングの完成です。
床は二重断熱で壁は
区画するように断熱材で囲っています
天井は二重に断熱材を入れて
気密防水シートを貼って仕上げました
サッシは樹脂製のペアLOW-Eガラスを採用しました
お風呂は断熱浴槽のユニットバスに
洗面もシンプルな内装デザイン
キッチンもお湯でレンジフード内を洗えるレンジフードを採用
お盆休み明けから解体し
約4か月のリノベーションでした。
100年を超え、また次の世代へ
受け継がれていける家に生まれ変わり
ました。今後も
愛着の持てる住まいづくりを追求していきたいです
断熱を強化するサッシなどをつけることで、今年も国からの補助金がもらえます。手続きなども行っております。
まずは、興味があれば
ご相談や家づくり勉強会へのご参加ください
小谷
<エムズホームとは>
エムズホーム(マスダランドビル株式会社)創業58年目を迎える工務店
広島県北部を中心に、家での暮らしのコトを考え、室内の心地よさを追求
断熱性・気密性を高めることで、健康面・快適性・省エネ性を確保し
「自分たちらしい豊かな暮らし方」を提供したい。
三次市で初となる断熱等級7 HEAT20 G3の性能を実現し
独自で空調設計を学び
2023.7月に全館空調×G2の平屋の家を発表
2023.12月 東酒屋町にて全館空調×コンパクトG3の平屋設計の家を公開中
庭・外観・内観・家具・照明に至るまでデザイン性にも
こだわり設計から施工まで一貫した注文住宅を提供する工務店です。
「愛着の持てる住まいづくり」の理念のもと、“想い”と“技術力”を結集させ
地元の家づくり事業を展開しています。
断熱性・省エネ性を全国で評価するハウスオブザイヤーインエナジーで
「優秀賞」6年連続の実績
「2023.12月~東酒屋町モデルハウス」と「1/27~向江田町モデルハウス」の
2つのモデルハウスを公開しています。