2022.10.01
一戸建ての人気の間取り8選|実例と失敗しないための注意点を解説
注文住宅で一戸建てを建てるにあたって、もっとも悩むポイントが「間取り」。
自由設計だからこそ自分の好きなように決められるのは大きな魅力ですが、一から間取りを考えるとなると、なかなか難しいと感じる方も多いでしょう。
そこでこちらのコラムでは、一戸建てで取り入れられている人気の間取り8選と失敗しないための注意点をまとめてご紹介します。
間取りアイデアや失敗しないためのコツが知りたいという方は、ぜひ参考にお役立てください。
Contents
一戸建ての人気の間取り8選【実例付き】
まずは近年多くの住宅に取り入れられている人気の間取り8選を、実例写真付きでご紹介します。
・リビング階段
玄関から続く廊下に階段を設置する間取りに対して、「リビング階段」とはリビング内に上階へと続く階段を設ける間取りのこと。
リビング内に階段を設置することで、床面積を有効活用できることや家族とのコミュニケーションが増えることが大きなメリット。
廊下に階段を設けると、帰宅後にそのまま2階へ上がってしまうと家族が帰ってきたことに気がつかなかったりすることも。
リビング階段のある間取りなら家族がどこにいるのかを確認しやすくなり、顔を合わせる機会も増えるため、家族間のコミュニケーションを大切にしたい方にはおすすめです。
・吹き抜け天井
おしゃれな空間と居心地の良さを叶える間取りアイデアとして、リビングの天井を吹き抜けにするという選択肢があります。
1階部分の天井を取り払い2階と空間をつなげることで、天井が高くなり開放感のある間取りにすることができます。
家族みんなで集まるリビングは広々とした空間にしたい、より高い位置から採光して明るい室内にしたい、という方はぜひ取り入れてみましょう。
一つ注意しておきたいのは、吹き抜け天井にすることで居住部分に充てられる2階の床面積が小さくなってしまうこと。床面積に余裕がないのにもかかわらず無理に吹き抜け天井を取り入れることで、各部屋が狭くなってしまうこともあるため注意しましょう。
・畳コーナー
洋風の家に畳コーナーを一箇所取り入れておくと、多目的に使えて便利なうえに「和」の雰囲気も同時に楽しめるのでおすすめです。
人気の間取りは、リビング続きに設ける畳コーナー。家族でリラックする場として日常的に利用したり、開閉式の間仕切りを設けておけばゲストルームとして利用することもできます。
上記のように、LDKの一角に「小上がりの和室」を設けるのも流行りの間取りです。
段差部分に腰掛けたり子どもの遊び場にしたりなど、多目的に利用できるのでライフスタイルの変化にも対応しやすいのが魅力。小上がりにすることで、空間に立体感が生まれておしゃれな空間づくりにも。
・対面キッチン
キッチンに立ちながら、リビングやダイニングの様子が見守れるレイアウトが「対面キッチン」。反対に非対面型のキッチンは、リビングに背を向けるようなレイアウトのキッチンを言います。
対面キッチンを取り入れる家は多くありますが、その人気の背景には「料理をしながらリビングの様子が見えるので安心」「家族とのコミュニケーションが取りやすい」といった理由があります。
家事に忙しい時でもリビングで遊んでいる子どもを見守ることができたり、料理中に家族と一緒にテレビを見ながら談笑することもできます。
上記のように壁などの仕切りを一切設けない「オープン型」にすると、LDK全体が開放的になると同時に配膳などもしやすく家事ラクになります。
・パントリー
間取りに余裕がある場合は、キッチン横にパントリーコーナーを設けるのがおすすめ。
キッチンでありがちなのが「収納量が足りなかった‥」という後悔。そんな事態を避けるためにも、キッチンには余裕を持って収納を設けるのが良いでしょう。
上記のように半個室型のパントリーにしたり、外からパントリー内が見えないようにしたいという方は完全個室型やスライド式の扉を設けてみましょう。
・ファミリークローゼット
たっぷりと家族全員分の衣類が収納できる「ファミリークローゼット」。
一箇所に大量に収納できて、寝室や子ども部屋など各部屋にクローゼットを設ける必要がないため省スペース化が叶うのが魅力。
さらに、洗濯物を片付ける際にも一箇所に収納すれば良いだけなので、家事が断然ラクに。
・土間収納/シューズクローク
土間玄関に広めの収納スペースを設けたり、シューズクロークを取り入れた間取り。
部活動用品やアウトドアグッズが多い家族や、ベビーカーを畳まずに収納したいという方にはおすすめ。
・ワークスペース
テレワークで一週間のうち家で仕事をする日が多い、という方は個室のワークスペースを取り入れてみましょう。
2.5畳~4.5畳が書斎の一般的な広さですが、間取りに余裕がない場合でも最低1畳もあればワークスペースは作れます。
上記のように、開放型にして2階の廊下に設けるといったアイデアも。
一戸建ての間取りで失敗しないための注意点
こちらでは、一戸建ての間取りでありがちな失敗を避けるために意識しておくべき注意点を5つ解説。
・使いやすい十分な収納
後悔で多いのが、「収納が足りない。使いにくい」という声。収納しきれずにモノが溢れかえっている家は、住みにくく見た目もイマイチに。
そのため、間取りを考える際には「使い勝手の良い適切な収納量」を設けるのがポイント。どこで何を使うのかをイメージして、適切な場所に適切な広さの収納を取り入れるようにしましょう。
・暮らしをイメージした広さ
「部屋が狭い」「広すぎてもったいない」という点も、よくある失敗の一つ。
部屋の広さで失敗しないためには、各部屋で何をするのか、どんな暮らしをするのかをできるだけ明確にイメージしておくこと。
広ければ良いという訳ではなく、目的に応じて適切な広さに設定することを意識してみましょう。
・生活導線を短く家事ラクに
「生活導線が長すぎて移動が大変」なんてことにならないように、生活導線に配慮した間取りも重要なポイント。
特に意識しておきたいのは「料理・洗濯・掃除」を考慮した間取り。洗濯や掃除をする際の行動をイメージして、できるだけ導線が短くなるように間取りを決めましょう。
家事ラクの家づくりは、住まいの暮らしやすさに直結する大切なポイントです。
・外からの視線も意識
外からの視線が気にならないか意識して間取りを決めるのも、忘れてはいけないポイントです。
たとえば、日当たりの関係から道路や隣家の目の前にリビングを配置する場合もあるでしょう。そういった場合には中庭を設けたり植木を植えるなど、きちんと目隠し対策をしておくようにしましょう。
・家族で優先順位を決めておく
注文住宅の間取りは、自由だからこそあれもこれもと欲張りになってしまいがち。最終的には予算オーバーになってしまうこともあるでしょう。
そのため、事前に家族で間取りの優先順位を決めておくと良いでしょう。ここだけは譲れない、最悪ここは削っても良いと思える部分を明確にしておくと、スムーズに間取りが決まります。
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いかがでしたか。こちらのコラムでは、一戸建ての人気の間取り8選と失敗を避けるための注意点5つを解説しました。
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