家づくりガイド

2024.4.10

平屋注文住宅高気密・高断熱

家づくりで失敗しないあなたのための会社選びチェックリスト1

構造

実は一番安価なグラスウールの施工が一番難しい

住宅購入をご検討中のあなた、家の断熱や気密についてご存じでしょうか。
聞いたことがない方もいらっしゃいますよね。
そのため本記事では、高気密高断熱とはどのようなものか、その特徴についてご紹介します。

□UA値とは

外皮性能

住宅会社が共通で表示することができる断熱性能の指標がこのUA値(ユーエーチと読みます)です。計算によって求める値で、断熱性の高い断熱材を使えば使うほどこの値は小さくなっていきます。ダウンジャケットのイメージで言うと厚みは何ミリの暑さなのかで決まるような目安です。ウレタン吹付工法だから暖かいとか、隙間をなくしている断熱だから高断熱という表面的な話が多いですが

ここを注目して知ってください

断熱性能に関してはこのUA値がいくらか?断熱を考えている住宅会社であるかの区別がつきます。ウレタン吹付断熱だからあったかいとか、UA値を即答できないような会社は問題外と言えます。

当社最低レベル UA値0.34程度(5地域)

HEAT20 G2以上

最高レベル0.22程度

□C値とは

まずこれは「シーチ」と読みます。またダウンジャケットに例えるなら袖口・ファスナーを締めた状態で、身体との隙間がどの程度空いているか。いくら断熱性が良くてもファスナーを空けていては、暖かくならない理屈ですね。家の気密性は気密測定器という専用の機械で、現場窓部分を囲って設置し内部の空気を抜いて実測します。これが「気密測定」です。住宅会社としてきちんとした家をつくっているかどうかを見分けるには「気密測定って全棟されていますか?」と聞いていただくとわかりやすいです

三次市では1~2件程度ではないでしょうか?あまり職人さんからも聞いたことがないです。一般的には1割程度しか実施されていません。していたら

「C値はいくら以下くらいですか?」と聞いてみてください。気密が悪いと

冷暖房の効率も悪く、思うように計画的に換気ができません

(生活臭や、においが残る部屋が出来てしまいます)

目安として最低でもC値は1.0以下を目指していれば。。。という所ではないでしょうか。

当社目標は0.5以下を目指しています

□サッシとガラス

冬に寒い三次市では特に結露がひどい家が多いです。

屋根・外壁・窓のうち窓が最大の熱の出入り箇所です。窓を高断熱化していない会社は省エネも、健康面も考えていない会社となってしまいます。

三次市であれば最低でも樹脂サッシでLOW-Eペアガラスでガス入りくらいは

必要ではないでしょうか

当社標準は樹脂+トリプルガス入りのLOW-Eガラスを設定しています(5地域)

 

この記事のポイント
・1つ目は、UA値を聞いても答えられない会社は問題外
・2つ目は、C値を計測していない会社の家は換気が悪く、冷暖房が効かない。 使っているサッシ・ガラスで会社レベルがわかる
・3つ目は、空調計画をしていないと暑い・寒い・電気代も高い  エアコンの台数が多くて外観デザインも悪い

 

□空調計画について

全館空調

小屋裏エアコン例

全館空調システムに取り組まれている会社も多くなりました。しかし、冷気・暖気を送風ファンを使ってダクトだらけで、風を感じ不快感のある音など納得のいく空調には

なかなか会えませんでした。また価格も高額で150万以上。住宅の建設価格も上がったのにさらに150万はキツイです。出来るだけ経済的に誰もが手に入れられる手の届く価格で実現できないか?をスタッフと進めてきました。そこで当社では独自の空調設計をすることで、実現できました。これからの着工物件は全棟採用です。使うエアコンは一般的なエアコンで安価なものです。日ごろからのメンテナンスやエアコンの交換費用も安く簡単に済むのが最大の特徴です

当社の全館空調

冬用1台・夏用1台で計画しますので、外観デザインも美しく電気代は太陽光発電で賄い1年で電気代ゼロ以下を目指しています

三次市工務店

床下エアコン例

M's home施工事例

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。

私達エムズホームは、「いつまでも居心地がよく、経済的に永く健康的な生活ができる家」にする為にはどうしたら良いのかを常に考え続け、安心・安全・健康・省エネな暮らしの実現をお客様と一緒に目指しています。

過去の試みの中には失敗もありますが、過去の失敗経験は、より確実に暮らしやすい家づくりへの礎となっております。

こちらのブログは、エムズホームが採用している窓に関する内容ですが、過去の失敗例も取り上げて説明しています。

>>>おススメする樹脂サッシの特徴・採用するメリットを解説

こんな裏側も知ってもらう機会になれば幸いです。

家づくりを始めるにあたって、どの程度の断熱性を持たせるべきなのか迷ってしまった時や、家づくり勉強会に興味があるという場合にはお問い合わせください。ご一緒に快適な家づくりを実現する計画を進めてまいりましょう。

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広島・島根で快適なマイホームを建てるエムズホーム

エムズホームは広島・島根県で高性能住宅を手の届く価格で建てています

 

私たち“エムズホーム”は、広島県三次市を拠点に創業1967年から“愛着の持てる住まいづくり”をモットーに、「温熱環境」「光・空気環境」「デザイン性」を重視した高性能住宅の設計施工をしております。

 

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【お客様への“3つのお約束”】

  • 1.私たちは、ストレスなく過ごして頂ける住まいの環境を整え、豊かな暮らしへの支援をし続けます。
  • 2.私たちは、健康で、安心して暮らせる家(性能)を、断熱、気密、換気、空調、通風、採光、日射等についてシミュレーションで可視化してご提案します。
  • 3.私たちは、豊かに暮らすための考え方、住宅ローン、LCC(ライフサイクルコスト)、光熱費、収納、家事楽、室内環境、地域貢献等)賢く住まうための知識など)をアドバイス。理想の豊かな住まいづくりの実現を一緒に目指して参ります。

 

 

高性能住宅は、省エネで光熱費を抑えられるだけではなく、地球温暖化対策につながるなど、環境問題へも寄与できます。

一生に一度の大きな買い物である「家づくり」だからこそ、デザインも室内環境も健康も地球環境も守れる家を建てたいと思いませんか

広島県・島根県で家を建てるなら、エムズホームにご相談ください。

 

 

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著者情報

小谷 幸裕

小谷 幸裕マスダランドビル株式会社 代表取締役社長

資格:一級建築施工管理技士・二級建築士・インテリアコーディネーター
現場監督を経て住宅の高気密高断熱に対し技術職として
長く経験を積んでまいりました

2019年に代表取締役就任
2023年初のHEAT20 G2・G3の家完成
各部屋の温度差が少なく、独自の全館空調を導入した
現在実データを収集し、心地よさを検証中
2024年7度年連続
ハウスオブザイヤーインエナジー2023受賞
初の全国2位の優秀企業賞を受賞

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