2024.8.17
アイランドキッチンと言えばグラフテクトキッチン
キッチンは造り方で家事負担にもダイニングやリビングの雰囲気にも大きく影響します。毎日の調理のしやすさと効率の良い収納を備え、子供の見守りや家族との会話ができるキッチンで、リビングやダイニングから見た時に印象の良いおしゃれなキッチンが理想です。
後悔しないキッチンになるよう、種類や面積の決め方のポイントを考えていきましょう。
キッチンタイプの種類とリビングとの並べ方でリビングの雰囲気が変わります。
家族構成や暮らし方、キッチンの使い方に合わせてキッチンの計画を進めることが大切です。
Contents
キッチンタイプの種類と面積とリビングからの見え方の関係
近年の住宅ではリビング中心の間取りが人気です。自然なコミュニケーションが生まれるチャンスが多く、家族の愛情が育まれることが好まれるからなのでしょう。そしてリビング中心の住宅では、キッチンとダイニング、リビングを仕切りなく並べる間取りにすることが多いです。
この場合、キッチンの面積とキッチンタイプ、さらにリビングからの見え方を考え併せて、キッチンの造り方を決めていくことが大切です。
キッチンの広さを決める際、キッチンに充てる面積と、ダイニング、リビングの面積のバランス、さらに住宅全体の床面積に対するLDKの面積を、慎重に決めていく必要があります。浴室や洗面所との位置関係や勝手口を設けるか設けないか、パントリーはどのようなタイプにするかというようなことを考え併せて計画が進められていくことと思います。
その結果、キッチンに充てられる面積と形状が割り出されたら、キッチンタイプの種類を決めていきます。キッチンタイプの種類によって必要なキッチンの広さが変わってきますので、キッチンタイプの種類を始めに確認しておきましょう。
おしゃれでリビングにいる家族がキッチンと繋がるアイランドキッチン
多くの人に好まれているアイランドキッチンは、メーカーも力を入れている為、デザインや色が豊富です。壁に接する面がなく、複数の人が一緒に調理をしたり、配膳のお手伝いをしたりするなど、食事の支度を家族揃ってできます。
親しい友人を招いてするホームパーティでは、キッチンで作業する人が取り残されることなく、楽しい空気を共有できる良さもあります。
十分な面積があると、アイランドキッチンとダイニングテーブル、ソファセットをゆったりと配置できます。
ただ、アイランドキッチンには最低でも6帖程度の広さが必要です。その為、LDK全体に充てる予定の面積が16帖以下だった場合には、ダイニングとリビングの面積が圧迫されてしまう恐れがあります。その場合には、ダイニングとリビングの造り方を工夫する必要があります。
ダイニングテーブルと4人分の椅子と、ソファセットを配置すると、テーブルにつく際、立ったり座ったりし難いなどの状況になる恐れがある場合、ダイニングテーブルを置かずに、ダイニングセットとしても活用できるソファセットにするという方法があります。
ただこの方法は、大人だけが暮らす家であれば問題がありませんが、子育て中には、正しい姿勢で食事をするという習慣が身につきにくくなる恐れがあります。
また、キッチンカウンターを造作すると、朝食はキッチンカウンターで頂き、夕食はダイニングセットを兼ねるソファセットでゆっくり頂くというような使い方もできるキッチンになります。
このような面積の問題を抑えられるキッチンがペニンシュラキッチンです。アイランドキッチンと同じように、おしゃれなデザインが豊富に揃っているという特徴があります。
アイランドキッチンより少し面積が抑えられるペニンシュラキッチン
キッチンの形状や面積から考えると、少しだけ面積が足りないという場合には、ペニンシュラキッチンが向いています。アイランドキッチンと同じように、開放的でおしゃれな雰囲気を持ちながら、片側だけが壁に接しているので、片側の出入りの通路幅およそ0. 8mが倹約できます。
この事例は、パントリーを通過して、洗面所への動線が確保されている朝食の支度と洗濯を並行して進めやすく、収納力のある間取りです。
この事例を詳しくご覧いただけます>>>南畑敷町の家
リビングからの視線が気にならない腰壁付きⅠ型対面キッチン
キッチンとリビングからの見え方と間取りの関係という面からも考えてみましょう。
リビング中心の間取りで、キッチンとリビングが並んでいる間取りでは、キッチンがダイニングやリビングからの視界に入る状況になることが多いです。
同時に、近年は客間を設けず、リビングでお客様をおもてなしするというスタイルが増えています。さらに対面キッチンは、子どもの見守りや家族とのコミュニケーションという面から、多くの人が採用を検討していることと思います。
この場合、リビングからの視界に入るということも考え併せてキッチンの造り方を決めていく必要があります。
子育て中には、子どもの見守りがしやすい対面キッチンにしたいけれど、アイランドキッチンをいつも見栄えよくしておく自信がない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
確かに対面式キッチンはこどもエコすまい支援事業のリフォーム部門や長期優良住宅化リフォーム推進事業では、子育て改修の対象になっていることからも、子育てしやすいキッチンであることがわかります。
ただ、リビングと並んでいるキッチンでは、リビングからの視線がキッチンに届きます。モデルハウスやショールームのアイランドキッチンのように、常にどこから見ても素敵な状態に維持できれば良いのですが、子育てに追われていると、それが難しい時もあります。
急なお客様をお迎えした時、キッチンが片付いていない…というような状況を心配される方もいらっしゃることと思います。また、どんなに清潔に片付いたキッチンであっても、生活感を見せないキッチンにすることはなかなか難しいです。
けれども、対面式キッチンであっても、腰壁や部分的な間仕切壁が設けられていると、見守りや家族とのコミュニケーションを持ちつつ、リビングから生活感の見えないキッチンにできます。
この事例を詳しくご覧いただけます>>>安芸高田市吉田町の家
独立型キッチンのように配置するペニンシュラキッチン
独立型のキッチンには調理に集中できることや、気を使うお客様をリビングにお通ししても、視線の心配がないという良さがあります。ただ、完全に独立にしてしまうと、家族とのコミュニケーションが途切れてしまう上に、床面積がより多く必要になってしまいます。
このような場合、キッチンとリビングの並べ方によって独立型キッチンの良さと開放的なペニンシュラキッチンの良さを同時に活かせます。
この事例では、リビングと続き間の畳スペースからの視線が、キッチン内に届かないように配置されている他、パントリーと洗面所への動線も確保されています。
この事例を詳しくご覧いただけます>>>島根県飯石郡飯南町の家
LDKをおおらかにつなぐ壁付Ⅰ型キッチン
壁付Ⅰ型キッチンの良さは、ダイニングやリビングとおおらかに繋がることです。アイランドキッチンや対面式キッチンと比べると、キッチンに充てる面積を倹約できるので、ダイニングとリビングをゆったり使えます。
考え方によっては、アイランドキッチンより家族がお手伝いしやすいキッチンであるとも言えます。この事例は、キッチンからリビングまでをフラットにつなぐ幅の広いウッドデッキと、窓からの景観がまるで屋外にいるかのような愉しさが味わえるLDKです。
ウッドデッキにはキッチンの勝手口からも出入りできるので、洗面所からキッチンを通り抜けてウッドデッキに洗濯物を干すという動線も確保されています。
この事例を詳しくご覧いただけます>>>十日市南の家
後悔しないキッチンにするポイント
新築の間取りプランでは夢が拡がり、憧れていた要素を全て盛り込みたくなりますが、後悔しない為に抑えておくべきポイントを確認しておきましょう。
キッチンに充てる面積と住宅全体の面積のバランス
キッチンに面積を取り過ぎると、ダイニングとリビングだけではなく、浴室や洗面室の面積が圧迫されたり、収納を十分にとれなくなったりしてしまいます。家全体の面積とのバランスを考えながら、キッチンの面積を決めていきましょう。
キッチンの種類の決め方
アイランドキッチンが人気ですが、家族構成やキッチンの広さ、住宅全体の間取りと考え併せてキッチンタイプを選ぶことが大切です。
キッチンの計画は、家族の思い描くこだわりのキッチンのイメージと、暮らしの中で最も使い勝手が良くなると考えられるキッチンのイメージを重ね合わせて進めていきましょう。
使いやすく、おしゃれな雰囲気のキッチンのある家にしたい…とお考えの際にはメール・お電話にてお問合せください。
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