2024.5.14
あなたは家を建てる顔を見て知っていますか?
地元の工務店は、不定期に完成住宅見学会や、構造現場見学会、OB宅訪問などを開催します。一方、大手ハウスメーカーは全国各地の住宅展示場にモデルハウスを常駐しています。
それぞれの特徴と、なぜ開催方法が違うのか、また住宅見学会で経験できることや、得られる知識についてみていきましょう。
・室内の快適さを体感でき、目に見えない部分についての詳しい説明が受けられます。
・モデルハウスと違い常駐ではないので、見学できる期間が限られています。
Contents
地元工務店の住宅見学会とハウスメーカーのモデルハウスの違い
地元工務店が開催する住宅見学会とハウスメーカーのモデルハウスの違いは、主に3つあります。
地元工務店が開催する住宅見学会では造り手の顔が見える
地元工務店が開催する住宅見学会の大きな魅力は家の造り手に出会えることです。実際のつくりての専門の有資格者の顔が見える。家づくりへのこだわりや会社の強みを聞くことができます。
また、家づくりに対する疑問や不安にも、専門的な観点からのわかりやすい説明を受けられます。
一方、ハウスメーカーのモデルハウスで接客をするスタッフは営業マンです。現場を知らない人や、専門的な知識に欠ける人がいない訳ではありません。
工務店の住宅見学会の目的は、自社の住宅について理解してもらうことですが、営業の人の目的は家を売ることです。
地元工務店の住宅見学会の第一の目的が、「自社の住宅について理解してもらうこと」である理由は、家づくりは建築会社だけでは、家族の理想の家に辿り着けないからです。
家を新築するご家族の理想を実現する為には、お施主様と建築会社が二人三脚で家づくりを進めていかなくてはなりません。
その初めの第一歩は、自社の建築する住宅の特徴と、自社の家づくりの姿勢、こだわりに共感していただき、信頼関係を築きあげることです。
その為の手段として、地元の工務店は住宅見学会を開催しています。
一方、ハウスメーカーのモデルハウスでは、多くのお客様がすでにそのハウスメーカーのモデルハウスの特徴を知っています。
テレビコマーシャルや雑誌広告を見て、この家に住みたいと憧れてモデルハウスに行くケースが多いです。
そこで交わされる会話の多くは、住宅の性能や家づくりのこだわりなどに関することではなく、売買に関することです。
下調べをしていった人が住宅性能などに関して質問しても、十分な説明が受けられないこともあります。
また、所有する土地の条件や、希望する間取りによっては、施工依頼を断られてしまうこともあります。
住宅地の中での住宅が体感できる
モデルハウスは広々とした住宅展示場の中にあります。その為、窓が隣家の壁に面していたり、幹線道路からの騒音が煩かったりといった環境にはありません。
その結果、テレビコマーシャルのイメージを損なうような状況にはならず、モデルハウスのデザイン性の良さが引き出されるようになっています。
実際には、大開口に面して隣家の窓があったり、南側の隣家との距離が近く、1階の日当たりが悪くなったりするといったマイナス要素に対しての検証はできません。
一方、住宅見学会での住宅は、現実にご家族が住まっていらっしゃる住宅で、住宅地の中にあります。生活感のある環境の中での住宅を体感できるので、イメージだけではなく実際の暮らしを感じ取りやすい良さがあります。
モデルハウスは常駐、住宅見学会は期間限定
ハウスメーカーのモデルハウスは全国各地に常駐しているので、いつでも見学に行けます。一方、地元の工務店の住宅見学会は期間限定です。その為、インターネットやチラシでのお知らせを見逃すと、見学ができません。
この理由は、モデルハウスを常駐させると、その維持費に高額な費用がかかるからです。その結果、経費が高額になることを避ける為に、地元の工務店は期間限定で住宅見学会を開催します。
地元工務店の注文住宅見学会の種類
地元工務店が開催する注文住宅見学会には、主に3つの種類があります。
新築住宅の完成見学会
自社が建築した新築住宅を施主様への引き渡し前に公開させていただく見学会です。毎回、施主様の全館空調や日当たり、風通しの快適さ、暮らしやすい間取り、居心地の内装などへの自社の住宅に対する共感の想いが、注文住宅見学会の実現に向かわせてくださいます。
構造見学会
建築中の注文住宅を見学し、完成してからでは見えなくなる構造部についての説明が行われます。隠れてしまう構造部分・断熱・気密部分を公開します
住宅の安全性と耐久性、快適性を生み出す基となる部分が、どのように造られていくのかを知ることができます。
オーナー様宅の見学会
新築住宅の見学会の合間の期間に、既に暮らしていらっしゃる自社が建築した住宅で開催する見学会です。
こちらも施主様との信頼関係とご協力があってこそ成り立つ見学会です。
地元工務店の注文住宅見学会が家づくりに役立つ理由
外観や内装のデザインは、見るだけで好みに合うか合わないかを判断できます。純和風住宅を建築する予定の人にとっては、モダンな住宅や洋風な住宅は選択肢から外れるでしょう。
また、モダンな住宅や洋風な住宅と一口に言っても、シンプルなデザイン、奇抜なデザイン、可愛らしいデザインなど様々です。ただ、視覚的な好みは個人の感性で決まるものですから、外観も内装もデザインに関しては目で見て判断できます。
一方、間取りや室内環境に関しては、体感してみないと判断できません。
家の中での活動のしやすさを計れる
間取りは、間取り図を見るだけでは、動線が本当に家の中での活動をしやすくするかどうかを判断できません。
実際に歩きまわってみることで、移動のスムーズさや、家事負担が軽減される割合、子どもの見守りのしやすさなどを計ることができます。
住宅の居心地の良さを体感できる
暮らしの快適性や家の中の居心地の良さに、最も大きく影響する要素が室内の環境です。明るさ、風通しの良さ、室温は、実際にその場に行ってみなければ体感できません。
住宅見学会では、見た目だけではなく、住宅の居心地の良さ、快適さを体感できることが、大きな魅力です。
家づくりへの疑問や不安が解決できる
地元工務店の住宅見学会には、社長や建築士など、実際に家づくりに携わるスタッフが、お客様をお迎えします。
そして注文住宅の見学会にいらっしゃるお客様の多くは、家づくりに備えて勉強されていらっしゃいます。その上で、詳しい説明を求めて住宅見学会にお越しになる方も多くおられます
この際、どのような事に関しても詳しい説明を受けることが、家づくりへの疑問や不安を解決することに繋がります。
「所有している土地が変形なのだが希望する間取りにできるだろうか?」
「快適な温熱環境を調える為には、どのような住宅性能が必要で、費用はどの程度かかるのか?」
「地震への備えにはいくつかの方法があるが、どの方法を採用していて、どの程度の確実性があるのか?」
といった家づくりの内容に関する疑問を聞けます。
また、長く住む場所である住宅の永続性に関しての不安も解消します。
「引き渡し後は、何年まで保証が続くのか、又その内容は十分なのか?」
「引き渡し後のメンテナンス計画はどのようになっているのか?」
といった引き渡し後のことに関しても、納得のいくまで説明を受けることが大切です。その上で、施工を依頼する側と施工をする側の信頼関係が築き上げられることが家づくりを成功に導きます。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
私達エムズホームは、「いつまでも快適で省エネな生活ができる家」にする為にはどうしたら良いのかを常に考え続け、安心・安全・健康・省エネな暮らしの実現をお客様と一緒に目指しています。
過去の試みの中には失敗もありますが、過去の失敗経験は、より確実に暮らしやすい家づくりへの礎となっております。
こちらのブログは、エムズホームが採用している窓に関する内容ですが、過去の失敗例も取り上げて説明しています。
こんな裏側も知ってもらう機会になれば幸いです。
そんな私達が建築している家の良さを知っていただきたいという想いから、住宅見学会を開催しております。
興味を持っていただけた方は、家づくり見学会にお越しください。
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私たち“エムズホーム”は、広島県三次市を拠点に創業1967年から“愛着の持てる住まいづくり”をモットーに、「温熱環境」「光・空気環境」「デザイン性」を重視した高性能住宅の設計施工をしております。
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